O2センサーアダプター



BMW MINIR55-56系 CpooperS用スポーツキャタライザーを後期型に取り付けた際、時折警告灯が点灯する場合があります。

R56S系は前期も後期も同じ構造なのですが、ECUの設定が異なります。
そのため、制御のレベルにも違いが生じ、後期型はよりシビアにモニタリグされています。

本来、スポーツキャタライザーは、触媒の排気効率を上げるためにセル数を荒くしています。
簡単に言えば網目を大きくしているのです。
触媒に関してはこれ以外に排気効率を上げる方法がありません。

もちろん、27モータースポーツが採用しているハニカム単体(メタルキャタライザー)は、国産高性能品です。
溶解温度も1100度と大変すぐれた性能を誇り、スポーツキャタライザー用としては申し分の無いものです。

一方で、触媒の機能は排気ガスの浄化にありますが、ある程度の排気温度に達していることが効果的に作用する大事なポイントです。

排気温度は、走行条件に左右されます。
アクセルを踏み込む加減速を繰り返して走行するのは、排気温度が上昇する傾向になりますが、アクセルを一定に"わずか"に開けて走行する場合はエンジン負荷を低減させ、結果排気温度が下がってしまいます。

このような条件下で触媒の浄化率が下がることがあり、O2センサが異常と反応してしまうものと考えられます。
勿論、排気ガス検査にも適合している合法的な製品であり、エンジンに異常を来すようなことはありません。

しかし、警告灯点灯はドライバーにとっても不安な材料でもあり、その対応策に苦慮して参りました。

この度、27モータースポーツで設定した、O2センサ-アダプターはその対策用として新設計されたものです。

理論

エンジン性能を引き上げるためには、大きな抵抗になる純正触媒を高性能スポーツ触媒に交換することは間違った方法ではありません。
要はより過敏になったO2センサを如何に正常化させるのかがポイントなのです。

そこで、当社ではアダプターの中に小さな第2触媒を設置しました。
このことにより、O2センサ先端にはより浄化された排気が流れることになります。
より純正品の環境に近づける設定を作り出すわけです。

仮に点火系などの故障が発生し、異常燃焼を引き起こしている場合、O2センサは排気濃度を感知し、通常通りに警告灯を点灯させます。

後つけ電子ディバイスは推奨しない理由

エンジンが正常であっても、過敏なO2センサの反応により引きおこる異常点灯を、ECU(DME)とセンサの配線中間に割り込ませ、ダミー信号により対応する製品があります。
しかし、この方式は本来の機能からは外れた制御方法になるため、警告灯の異常点灯を防止できる一方で、本当に点灯を必要とするエンジン不調に有効なのかは、疑問が残ります。

制御系システムには手を加えず、触媒側の工夫で標準仕様に近づける方法の方が、安定した制御を達成することができると考えます。

対応O2センサ

当製品は、MINI用のBOSCHセンサを前提に設計されていますが、同じ理論で警告灯の異常点灯に悩む他車種にも効果的です。

ただし、アダプターのサイズによっては装着ができないこともありますので、十分ご注意ください。
また、アダプターを介する分、スペース的にも余裕がある事も大事なポイントですので、現車のO2センサ部のスペースやサイズを確認した上でご注文ください。

効果

警告灯の点灯は、さまざまな理由によるものです。 まずは警告灯の点灯に際して、異常コードを確認し原因を追及することが大事です。
点灯理由が他にありながら、センサアダプターで対応するこことは、有効的ではありません。

また、アダプターは絶対的な対応方法とは断言できません。
車種毎の個体差もあることから、効果的なアイテムでありながら絶対的なアイテムではない事をご理解頂いた上でご注文ください。