R55S/56S用 スポーツキャタライザー
MINI-R56Sのターボ車両に対するスポーツキャタライザーは非常に効果的で、その効果はDMEとの併用でさらに相乗効果が得られます。
スポーツクリーナー、キャタライザー、マフラーの3点を取り上げたら、効果としてはキャタライザーが筆頭に上げられます。
スポーツクリーナーは、少し難しい面があり、純正とはあまりに異なる独特のデザインを有する場合は、その性能効果をメーカー側に確認することをお勧めします。
乗った感じだけで話をしてしまうと、ただただパワーが上がった・・と喜んでばかりはいられません。
設定過給圧が変わったり、燃調が変化したり・・とそのバランスに崩れもあるので、慎重に検討をする必要があります。
だからこその、オリジナルDMEチューニングが発揮されることになります。
自社でのセッティングを可能にしているからこそ、国内のチューニングアイテムとの比較検討や相乗効果を得られやすく、結果的にユーザー様に安心してお使い頂ける内容になっています。
さて、本題のスポキャタに話を戻します。
メタル単体
スポーツキャタライザーの最も重要な部分がメタル単体になります。
200セルの国産メタル(耐熱温度1100度)を使用しております。
全長も130mmと長いタイプを使い、コストを度外視し性能を優先させた最高峰モデルです。
本体サイドフランジ
触媒フランジには、一般的に砲弾型と呼ばれるバレルタイプの形状に対し、当社はファンネル形状のフランジを採用し、排気流動性の向上を狙っています。 フランジはなだらかな曲線美を描く仕上げで、職人が1点ごとに絞りの技術を使って作り出すものです。
パイプ
ターボからのフランジパイプは曲がりが大変きつく、腕の見せ所の一つです。
60mmものパイプをこれだけRをきつくしながら如何に曲げを美しく見せるか、ポイントの一つです。
他社製品ではパイプ曲げを避け、汎用Rピースを連続熔接でつないでおりますが、当社では敢えて特殊工法で挑戦しております。
仕上げの美しさを保ちつつ、綺麗なR仕上げは排気効率の面でも大きな成果を挙げることが出来ます。
フランジ
フランジはステンレスからのビレット仕上げ。NC加工により全て削り出しを行う大変コストの掛った工法です。
軽量化と剛性を両立させる為に、3方向にリブを入れ、曲がり・ねじれなどに強い構造としました。
フレアとIDプレート
フレア部は本体サイドフランジと同じく、職人の手による絞り技術を使った手間の掛る仕上げ。
綺麗なフレア仕上げで、中間パイプとのジョイント密着性を向上させています。
加えて、27モータースポーツ製である証といえるIDプレートをフレア部に熔接しています。
実際に車両に装着し、本体部を純正斜熱プレートでカバーをしてしまうと、上側(エンジンルーム側)からはその判別が難しい状況になります。
下側からはキャタパイプ下部は丸見えで、車検の際に同梱の書類を提示しつつ、そのIDプレートを検査官が容易に確認しやすい様に配慮されています。
IDプレートは車検対応品であることを証明する大変重要な部分であることを強調しておきます。
組み付上げ
パーツの組み上げは社内生産。
1点1点、専用ジグを使い、丁寧に仕上げております。
パイプカットからフランジ合わせまで、当社職人が丁寧に摺り合わせを行い、僅かな隙間やチリを見逃さず、丁寧な熔接に心がけています。
一度に大量生産は出来ませんが、27モータースポーツの拘りをもった逸品と自負しております。
ステイやO2センサボスの小さなパーツに至るまで、社内設計~組み上げまで行っています。
材質は全てSUS304です。
DMEチューニングとの併用
データーチューニングは大変効果的です。
スポキャタとDME(ECU)チューニングのマッチングの重要性については、是非こちらのページをご参照下さい。
27モータースポーツでは社内設備を使い、プログラムの構築を図っています。
何をどうする。・・この姿勢はチューニングの本領を発揮する為の根本。
車両が分かり、エンジン性能が分かり、プログラムが分かり、試験をする設備がある。
多くの条件を兼ね備えて始めて実現できるレベルであります。
価格
キャタライザーの単品販売でも、DEMとのセットでも承ります。
DMEとのセットの場合は、それぞれの合計から5%ディスカウントをしておりますので、価格的にもお得な内容になっております。
すでにDMEチューンを施されている車両にキャタライザーを取り付ける場合はDEMのバージョンアップを含んだセットをご用意しております。